歯周病は国民病です
口腔ケア商品のテレビコマーシャルなどでもよく耳にする「歯周病」には、実は以下のような恐ろしい特徴があります。
すでに歯周病の症状が出ている場合は、かなり進行しているかもしれません。そのまま放置すると、最悪の場合は歯を失う可能性もあります。歯ぐきに腫れや出血がある場合は、お早めに北戸田の歯医者「モアナ歯科クリニック武蔵浦和院」までお越しいただき、適切な処置をお受けください。
ご自身でできる歯周病リスクチェック
チェック結果
0個だった方 | 危険度:☆☆☆ 歯ぐきは健康な状態です |
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歯周病の可能性は低いです。これからも歯ぐきを健康に維持するために、ご自宅と歯医者でケアを入念に行いましょう。 |
1~3個だった方 | 危険度:★☆☆ 歯肉炎・軽度歯周病のおそれがあります |
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歯周病の初期段階にあたる、歯肉炎・軽度歯周病にかかっている可能性があります。進行を防ぐために、当院までお早めにお越しください。 |
4~7個だった方 | 危険度:★★☆ 中等度の歯周病の可能性があります |
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歯周病が中等度まで進行している可能性があります。できるだけ早めに当院までお越しいただき、適切な処置を受けましょう。 |
8個だった方 | 危険度:★★★ 重度の歯周病の可能性が高いです |
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歯周病が重度に達している可能性があります。このまま放置すると、歯が抜け落ちる危険性もありますので、早急に治療を受けましょう。 |
当院の歯周病治療・対策
歯周病の予防や検査に力を入れています
当院では患者様に安心・安全で最適な歯周病治療・対策をご提供するため、さまざまな取り組みを行っております。以下では、その一部についてご紹介しております。
POICウォーターで歯周病予防 | |
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当院では、不純物を限りなく除去した歯科機能水である「POICウォーター」を導入しております。うがいに利用することで、歯周病予防に大きな効果が期待できます。また、薬剤・薬品は一切使用していませんので、小さなお子様やご年配の方でも安心してご利用いただけます。 | |
位相顕微鏡で歯周病菌をチェック | |
位相顕微鏡を利用し、患者様のお口の中に潜む細菌を徹底的にチェックします。細菌の種類や数などをしっかりと把握し、歯周病の治療・予防に活用。それぞれの患者様に最適な治療を行うためには、必要不可欠な設備です。 |
歯周病の状態・症状・治療法
歯周病は段階によって状態・症状が異なります。それぞれの段階に合わせた治療を行うことが大切です。
歯肉炎・軽度歯周病
状態 | 歯ぐきに炎症が始まっている状態で、歯周ポケットが少し深くなっています。 | |
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症状 | 痛みはほとんどありませんが、冷たい物を口にふくむとしみることがあります。 |
治療法
ブラッシング指導 |
スケーリング |
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患者様それぞれに合わせたブラッシングの方法をアドバイスし、歯周病の進行を食い止めます。 | スケーラーという器具を使い、普段のブラッシングでは取り切れない、歯周ポケットや歯と歯の間に付着したプラークや歯石を除去します。 |
中等度歯周病
状態 | 炎症があごの骨にまで達してしまっている状態です。 | |
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症状 | 指で歯を押すとぐらつきます。また、歯ぐきの腫れや出血が目立つようになるほか、歯が浮いたような感覚になることもあります。 |
治療法
ルートプレーニング |
歯周ポケット掻爬(そうは)術 |
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キュレットという器具を使い、歯周ポケットにこびりついたプラークや歯石を除去。その後歯の表面をなめらかに仕上げ、汚れの再付着を防ぎます。 | 局部麻酔をした後、歯周ポケットの中のプラークや歯石、膿を取り除きます。その後、外科処置によって歯周病に冒された組織を除去します。 |
重度歯周病
状態 | あごの骨が半分以上溶け、歯周ポケットがさらに深くなっている状態です。 | |
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症状 | 歯ぐきが膿んで激しい痛みが出るほか、口臭もきつくなります。また、進行すると歯が自然に抜け落ちてしまうこともあります。 |
治療法
GBR法(骨再生誘導) |
エムドゲイン法 |
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減ってしまったあごの骨に人工骨や自分の骨を移植し、骨量を増やす再生治療のひとつです。 | 溶けてしまったあごの骨や歯の周りの骨に「エムドゲインゲル」という薬剤を注入し、骨の再生を促す方法です。 |
歯周病の大敵となるのが、細菌の棲み家となる「プラーク(歯垢)」です。つまり、このプラークを減らすことができれば、歯周病のリスクは大幅に減らすことができます。プラークコントロールは日々のブラッシングが基本ですが、それ以外の方法についてもご紹介します。
規則正しい食生活 | 不規則な食事や長時間のダラダラ食べは、口腔内にプラークを付着させやすくなります。規則正しい食生活と、食後のブラッシングを心がけましょう。 |
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むし歯の治療 | むし歯によって歯に段差ができると、その部分にプラークが付着しやすくなります。むし歯を治療することは、歯周病の改善・予防にもつながりのです。 |
繊維質の食品をよく噛む | 繊維質の食べものをよく噛むと、歯の表面についたプラークが落とされ減少します。 |
定期的なメインテナンス | 定期的に歯医者へお越しいただき歯石取りをすれば、歯の表面がなめらかになりプラークの再付着を防止できます。 |